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レーシックのお気に入りはここ

Wはそれまで通りWhity梅田店で働きながら、阿倍野HOOP店の開店準備を進めていた。

そうしたなかで、本来やらなければならないWhity梅田店の業務があるのに、デスクで自分の事業計画を作るということをやっていた。 その間の給料はK事務所が払っているのですから、あくまでプライベートである自分の店の開店進備を行うのはルール違反です。
だから、「お前、それは甘えやぞ。本当の意味で独立する時には、人に甘えたり、迷惑をかけてはいけないものだ。やるべき仕事を全うしながら空いている時間を作り、プライベートはそのなかでやるようにすべきだ」と怒鳴りつけた。 経営の勉強は特にやらせませんでした。
資産表や貸借対照表の読み方を税理士からレクチャーした程度です。 Wの事業計画は、それなりに書けていました。
ただしやはり甘い部分はあった。 五三坪の店を作るのに、食器の仕入予算を五○○万円もとっていました。
三○○万円でも十分すぎる数字なのにです。七○○円のサラダを盛る食器が二八○○○円とかいうことになってしまう。 もちろん作家に頼んで作ってもらったような器ですから、見た目は良い。
けれど身分不相応というものです。極端な言い方をすると、料理人というのは可能であるならば原価を無視してでももっといいものを作りたい、包丁や食器にもお金をかけて、料理という自分の作品をもっと美しく見せたいという心を抱いているものだと思います。 だから料理人と経営者というのは矛盾している。
両方ともやっていける人間というのは少ないのです。 阿倍野HOOP店はオープンと同時にすぐに売り上げが上がりました。
オープン前の事業計画では損益分岐点を一八○○万円と見ていたのですが、二三○○万円、多い時には二七○○万円もの売り上げを上げました。 私の中にいる悪魔のKが、「こんなに儲かるならこの店を渡すんじゃなかった、自分でやれば良かった」と思わず嘆いたくらいです(笑)。

なんと言ってもこの店は人件費率が低い。 他の店では二六%を目標としているなか、この店は一七%という数字を実現しています。しかし現在はアルバイトの数が非常に多いので、仕事のできるマネージャーを一人入れて、その分アルバイトを減らせば、人件費は一五、六%くらいまで下げられるのではないかと私は思っています。アルバイトの数が多いのは、オペレーションが弱いからです。
スタッフをうまくリードできていないから、無駄な人員の数だけが多いということになる。 Wは二○○二年初めの店長会議で「そろそろ二店目を出したい」と言って来ました。

レーシックのルーツに迫ります。利用価値のあるレーシックです。

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